2023年1月14日(土)・15(日)、今年で3回目となる『親子で味噌づくり!』を開催しました。二日間で5組の家族にご参加頂きました。
最初は絵本『なにをたべてきたの?』でスタート。お腹を空かせた白ぶた君が食べ物を探しに出かけるお話。思えば私たちも自分が食べたものでできているんだよな。拡大解釈してチョイス(笑)。恒例の大豆や味噌に関するクイズも交えながら、本題の味噌づくりに進んでいきます。
材料は江刺の大豆、花泉の米麹、石巻の粗塩を使用。今回もチャック付きの保存袋を用いた仕込み方でした。こどもたちはふぅふぅ言いながらも頑張って大豆を潰して混ぜてくれました。あとはおうちで10ヶ月~1年熟成させたら、自分の作った味噌が食べられるようになります。1年前に仕込んだ味噌と4年前に仕込んで発酵し続けている黒い味噌を見せて、みんなで味見タイム。
8歳の男の子が「どうして味噌づくりをおしえるの?」というようなことを聞いてくれました。日本人の食卓に欠かせない、基本の「ごはんと味噌汁」。日本人の知恵と、気候・風土が育んだ「味噌」は日本の誇るべき食品のひとつです。何か特別な美味しい料理を作ろうというよりは、普段自分たちが食べているものの基本に立ち返ってシンプルに。そんなこんなで味噌。そして何より、普段スーパーで買うものと思っていた味噌が自分で作れた!という喜びがある。それを伝えたいからかなぁ。
最後に、娘と私の冬休みの”自由研究”を参加者の皆さんに紹介しました。発泡スチロールの中を開けるとそこには…藁づと!そう、自家製納豆です。知人から自然農で作られた貴重な藁と大豆を頂戴したので、作ってみていたところでした。失敗しているかもしれないけれど、仕込んで2~3日目の状態。詳細や結果は後日別のブログにて。
今年もこどもたちと味噌仕込みができました。大人向けの味噌づくりの会もSATO店主の方で企画予定ですので、より深く学びたい方にお勧めです。