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BLOG

SATOかあさん部のイベント案内、活動記録、日々の徒然などを綴っています。

  • 2023年1月31日

奥州市江刺で自然農をしている知人が、貴重な藁と大豆を下さった。是非、こどもたちと納豆づくりをしてみてくださいと。冬休みの娘と私の楽しみとなった。


スーパーや産直で選定された大豆だけが袋詰めされたのとは違って、大豆の殻や茎などが入っていたり、形や色の様々なのもそのまま紙袋に入っていました。本当はこういう事なのだと感じ、その畑と地続きな感じがしてとても嬉しかったです。


息子が大豆を数えて遊んでいる傍ら、軽くピック作業をして浸水。一方、娘と一緒に藁苞づくり。一昨年、彼らの田んぼに稲刈りのお手伝いをしに(お邪魔をしに)家族で伺いました。あの時の田んぼの風景と流した汗のことが思い起こされます。自然農のお米の藁は、きっと素晴らしい菌がいるに違いありません。


さて、納豆を発酵させるための道具として、発泡スチロール、ホッカイロ、新聞紙、湯たんぽを準備。茹でた大豆を煮沸消毒した藁苞に入れます。市販の納豆をひと粒入れるといいと聞きました。発酵のスターターのような役割ということです。この藁苞を40~45度の状態になるよう環境(発泡スチロール+ホッカイロ&湯たんぽ)で約1日発酵させます。その後熟成のため冷蔵庫に数日保管しました。



数日後、食べてみると確かに納豆になってました!若干、糸も引いてるし!

やったぁ~。できた~。と家族みんなで美味しく頂きました。

もっと発酵がうまくできれば、より納豆感が出るだろうと思います。

また機会があれば挑戦したい。

更新日:2022年8月28日

ごはんの時こどもたちがワイワイ「まごわやさしい」チェックをするようになりました。というのも、丈夫な体づくりのため、私が「まごわやさしい」+「ごはん・味噌汁・漬物」の食生活を目標にゆるーっと取り組んでいるのを、こどもたちが面白がって確かめるようになったためです。

ま:まめ類

ご:ごま

わ:わかめ(海藻類)

や:野菜

さ:魚

し:しいたけ(きのこ類)

い:いも類




チェックされる身としては、バタバタしている時、気が抜けてる時などのごはんは、今日のはひどいだろなと思いつつ、毎日それを聞いていると我が家の傾向が見えてきます。私はいも類が断然少なくて、次に海藻・きのこ類が欠けていることが多い。最初から意識して作ればいいのだが、あるもので何となく料理始めちゃうタイプなので、最後慌てて、ふのり、海苔、ごま、もずくあたりを出してセーフって時もあります(笑)。ただ、きのこ類は以前よりよく買うようになった。そんなこんなで、まごわやさしいをできるだけ意識して免疫力を上げていこうと、かあさんなりの今できることをコツコツと。


コロナ関連の勉強をしていると、様々意見や小難しい話がある中で、ある病院の先生が何のかんのゆうても最後は「まごわやさしい」でまとめていた、なんかそれがよくて。


今年はぬか漬けも始めてみました。これまでは作ってもほぼ私しか食べない漬け物をどうも作る気にならず続かなかった。ましてやぬか漬けなど、ズボラな私には性に合わないと思っていた。それがどういう訳か、ある日材料を集めて一から自作することになる。はじめはスーパーで売ってる、野菜入れるだけのぬか床を買おうと思っていた。ところが色々入っているので何だかそれってどうなのと、なんの意地か、だたの糠を買って帰っちゃった私。そしてレシピを見てぬか床づくり。完成まで2週間以上手入れを欠かさず。その手間が却って愛着というか、ダメにしたくないという気持ちが沸いてきて、今のところ続けられている。こどもたちはぬか床に手を入れて野菜を見つけるのが好き。息子はポリポリ食べてます。去年は毎月小児科へ行ってたぐらいの息子ですが、今年は腸内環境整えて丈夫になろう!


  • 2022年7月14日

更新日:2022年7月19日

我が家で毎年恒例となった梅仕事。いつもお世話になっている80代の親戚の方より「そろそろ時期だよ、梅取りにおいで」と声が掛かると、家族みんなでお邪魔するところから始まる。伺う度、尊敬の念を抱いて帰ってくる彼らの営み。そして頂いて持ち帰った梅は数日置いておく間、家中いい香りが立ち込めて、梅雨でジメジメした気分をさわやかにしてくれる。


我が家では、梅の状態から以下のように梅しごとを進めていく。

1.梅肉エキス(青梅)

2.梅シロップ(青梅~若干黄色い梅)

3.梅干し(熟した傷なしの梅)

4.梅ジャム(熟した傷ありの梅)

※傷のない梅を梅干し用に優先的に使い、残った傷ありの梅もできるだけ活用する。


今年は去年のがだいぶ残っているので梅肉エキスはやらないことにした。あれはかなり根気のいる仕事。の割りにたったのこれっぽっちという位しか出来ない。風邪の引きそうな時には葛根湯を飲む前にまずは梅肉エキス。うちの3歳の息子は風邪でなくても飲みたがる。ちなみに息子は梅肉エキスだけでなく葛湯も常飲しているので、いざ風邪という時に果たして効くのだろうかとも思う(笑)。


という訳で、今年は2~4の梅仕事を。

7月5日梅取り

7月6日梅の選別

7月7日梅シロップ、梅干しの下準備(容器の消毒・乾燥など)

7月8日梅干しの下準備(梅のヘタ取り、塩漬け)

7月11日梅ジャム


経験上、梅干しの梅は塩を入れたからと言って安心してはならない。梅が完全に浸かるくらいの梅酢が出るまでは毎日カビてないかチェックし、浸かっていない部分には容器を回しながら梅酢をかけてあげる。もしカビたらこちらご参考まで。浸かれば安心、あとは土用まで待ちます。


自然は待ってくれないので、何か都合があってもスケジュールは梅優先になるし、他の仕事が疎かになることもある。でもそんな事が時々あった方がよいんじゃないだろか。人間本位のものごとがあまりにも多すぎるような気がしてならない。

ある時、「梅仕事とか言って、自分で忙しくして苛々して、家族に優しく出来ないなら、やめればいいのにね~。」という誰かの会話をたまたま耳にしたことがあって頭から離れない。私は大丈夫かな、家族にやさしく出来てないのかな。梅の時期にいつも思い出す、ちょっと考えさせられるビターな気持ち。梅の甘酸っぱい香りとは裏腹に。



「あそび」「食」「くらし」「からだ」をテーマに、親子で楽しめる場を。そして、自然に寄り添う営みを目指して。

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かあさん部
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