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ガレージセール、やります

日時:2021年12月30日(木) 10:00~15:00

場所:食事と喫茶 SATO

出店:2組の主婦、SATO

内容:古着(こども服、大人服、鞄、靴、アクセサリーなど)

   ユーズドの食器や台所用品、おもちゃ、古本、ロックミシン ほか

   6歳のシールネイル屋さん

   絵本の修理屋さん(やぶれた絵本を持参頂ければ、専用テープで補修します)


※SATOの普段の飲食営業はお休みです。

※体調不良の方はご入店をお控えください。

※かあさん部親子イベント【ねんがじょうばこをつくろう!】同時開催!


★こどものみなさんへ★

きみが しぜんのなかでみつけた すてきな ものと、

だれかが つかわなくなった おもちゃを (対象年齢3歳位までの)

こうかんできるコーナーがあります。

ほかにも シールネイルを つけてもらえるコーナーや

つりあそびコーナー でも こうかんできます。

おうちのひとと そとであそぶときに、

どんぐりや まつぼっくりなどの きのみ、おもしろいかたちの いし などを

さがして、SATOにもってきてね。

さむさにまけず よくあそび、もりもりごはんをたべて、

そして よくねむって、げんきにあいましょう。


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関連するいくつかのコラム;


早いものでもう師走。バタバタ。この前ネットで注文して届いた品は中身も確認せず、私はせっせと娘の履けなくなったズボンを切ってぬいぐるみを作っている。昔娘に贈ったぬいぐるみの「ぷっぷる」は、丈が短くなってしまったカシミヤのセーターが捨てるに忍びなくて、作ったものだった。それを2歳の息子は僕のだと言い張って、一緒に寝たり、娘と取り合いのケンカしたりしている。それで仕方ないなと思い、彼が寝ている間にチクチクと「ぷっぷる2号」を縫っている。やれやれ、買う事だってできるのに私ってば何時間も何日もかけて何やってるんだろ、ちっとも生産的でないことをしていると思いながら。でもどうにか間に合いそう。かあさんからのクリスマスプレゼント。


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私のばあちゃんたちは和裁や布団仕立てや編み物を日常的にする人たちでした。私なんてせいぜい入園時の手提げ袋をヒイヒイ言いながら作るぐらいなものですが、母が大事にしまってくれていた祖母の手作りの衣類やかつて私が着たであろう年代物の衣類を私もこども達に使わせてもらいました。先日娘の発表会で劇の衣装として浴衣を準備するよう言われ、「あ、これちょうどいいかも」と出してみたこども用の井絣模様の着物が今まさにジャスト。内側に白い糸で「アケミ」と刺繍してあった。よく母はこんなによい状態で保管してい

てくれたな。娘に相談すると「うん、これがいい!」と言ってくれて、かあさん嬉しかったなあ。天国のひいばあちゃんもきっと喜んでるよ。もうひとりの祖母が自作し毎日着ていた手編みのベストは今、私に譲られ、ベストフェイバリットな一着。これを着ると畑が上手になりそうな気がする。


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友人からとても素敵なベビー服のお下がりを譲り受けた。大人が着たいくらい質もセンスもよいもので、大切に使わせて頂きました。そしてその服も小さくなり、それらはもっと旅をすべきだと思って、また別の友人の赤ちゃんにお譲りした。

あの子にはこの服が合いそう、この子にはこっちの服が合いそうと、顔を思い浮かべながら我が家の古着も一緒に選別して届けました。そんな風に循環していけばいいな。


衣料品メーカーのpatagoniaにはWorn Wearという素晴らしい取り組みがあります。生産する立場でありながら「壊れても新しいのを買わずに修理して長く使い続けよう」と言っている。Worn Wearのある記事に、1着のこどものジャンバーの写真が載っていた。そのジャンバーには、複数の名前が書き込めるタグが縫い付けられていた。タグには7人もの子の名前が書いてあって、それはお下がりを繰り返してきたという証。そもそも衣料品メーカーがお下がり想定でそのようなタグをつけるということ。タフで長く愛される製品を作りながら、環境問題に真摯に向き合い、自分たちが出来ることを探求し続けている。このような理念の企業を支持したいです。10着の捨てる羽目になる服を買うより、1着のpatagoniaの服を修理しながら20年使うような人に私も近づきたい。Worn Wearではpatagonia製品の手入れや修理の方法も紹介されています。


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シミの取れない服、穴の開いた服、ボロボロに使い尽くした服も、手入れや修理をしながら最後は雑巾にしたりでその役目を全うできればと思うが、全部が全部そうはできないのが正直なところ。祖母たちはこどもが成長して小さくなったセーターの毛糸をほどいてクセを直し、編み直すようなことをしていたのだからすごいなぁと思う。東北には使い古した布を細く裂き、織りこんで、バッグや小物、敷物などに蘇らせる「南部裂き織」という織物もありますね。


捨てるを減らすには、買うのを減らすも手。服に無頓着な私などは、中学生の時にお小遣いを貯めて買ったEDWIN 503のジーンズを今でも履いています。ゆったりシルエットな私の503は25年の時を経て、逆に今の流行りにマッチしているらしい(笑)。


SATOスタッフの素敵なエプロン    南部裂き織       25年前に買った503

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さほど良い品はないのですが、我が家の不要になった品をどなたかの必要になれば嬉しい限りです。年末、意外と暇してる皆さま、近くに用事のあるついでの皆さま、お立ち寄り頂ければ幸いです。

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